2017年8月11日金曜日

photoshop 描画モードを使いこなそう!<基本編>

こんにちは!
今回はphotoshop 描画モード<基本編>についてです(・ω・o)

描画モードの種類は全部で27種類(通常含めて)もあるので分けて説明したいと思います!

■描画モードとは・・?
背面のレイヤーに対して、前面にあるレイヤーを合成して特殊効果を反映します。


描画モードはレイヤーパレットの上部にあります。
※初期設定が【通常】になります。

この合成によって様々な写真の表現が可能になりますが、正直私は全て把握していません。。苦笑
一つずつ合成して、あっこの合成がベスト!みたいに直感でやってきました(´・ω`・)
なので、私も学習しながらブログを書いてます・・!笑

先ずは、それぞれの特徴を簡単に説明させていただきます。

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通常・・・合成なしの初期設定。

ディザ合成・・・不透明度の数値を低くするとノイズのような効果が出る

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比較(暗)・・・より暗い色に適用され、RGBの各低い数値に適用する

乗算・・・背面と前面が掛け合わされて暗くなる

焼き込みカラー・・・重ねた色が暗くなり、コントラストが高くなる

焼き込み(リニア)・・・明るさを落として全体的に暗くする

カラー比較(暗)・・・合成の色を比較して、RGBの各数値の合計が低い方に適用する

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比較(明)・・・より明るい色に適用され、RGBの各高い数値に適用する

スクリーン・・・前面と背面を反転した色を掛け合わせて、明るくする

覆い焼きカラー・・・重ねた色が明るくなり、コントラストが高くなる

覆い焼き(リニア)-加算・・・全体的に更に明るくなる

カラー比較(明)・・・合成の色を比較して、RGBの各数値の合計が高い方に適用する

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オーバーレイ・・・前面の色を掛け合わせ明るいところは明るく、暗いところは暗くなる

ソフトライト・・・オーバーレイと似た効果があり、やわらかい印象になる

ハードライト・・・オーバーレイと似た効果があり、コントラストが高くなる

ビビッドライト・・・重ねた色の明るさで前面のコントラストが変化する

リニアライト・・・重ねた色の明るさで背面のコントラストが変化する

ピンライト・・・前面の明るさによって、背面の色の置き換えが起きる

ハードミックス・・・ハードライトより更にコントラストが高くなる

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差の絶対値・・・諧調が反転したような効果。黒には影響しない

除外・・・重ねる色を比較して、差の絶対値よりコントラストは弱くなる

減算・・・背面の各RGBの数値から前面の各RGBの数値を引いた色が反映する

除算・・・背面の色の数値が、前面の色の明度で割った色が反映する

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色相・・・背面の輝度と彩度を維持して前面の色相を合成

彩度・・・背面の輝度と色相を維持して前面の彩度を合成

カラー・・・背面の輝度を維持して前面の色相と彩度を合成

輝度・・・前面の色の輝度を維持して全面に合成

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簡単な説明はこれぐらいでしょうか・・
次は画像を用いてもう少し詳しく説明できたらと思います(*´◒`*)

2017年8月6日日曜日

photoshop メガネを消してみた!

こんにちは!
今回はphotoshopで、かけているメガネを消します!(・ω・o)

難しいメガネ消し加工は、、
・縁の太いメガネの除去
・目とメガネが重なって写っている
・写真が高画質

となりますが、それ以外だと案外簡単に出来ます(*´ω`*)


メガネ消しで一番よく使用するツールが【パッチツール】になります!
パッチツールを使うことによって、格段に時間短縮ができます。


以前にご紹介させていただきました、基本的な【パッチツール】については、以下のURLからご覧下さい。
 photoshop パッチツールでボールをパッと消してみた!


ではやってみましょう!

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今回はこちらの男性のかけているメガネを消したいと思います。

必ず画像をコピーして元の画像を残してから修正しましょう。


パッチツール(J)のオプションバーにあるパッチを【コンテンツに応じる】に選択。
メガネの縁やテンプル(耳横の部分)を選択したら、ドラッグしてコピーする場所を指定。


細かく選択して、消していきます。
【コンテンツに応じる】は自動的に周囲の情報を認識して馴染ませる優れものです!



パパッと消してみました(*´ω`*)
他のツールを使うより、パッチの方がかなりの時間短縮になります。


・まだ目の周りの消えたシワやムラが残っているので、スタンプや焼き込みツールなどで細かく修正していきます。


これで完成です!
メガネを消したのでだいぶ雰囲気は変わりましたが、簡単に消すことができました。
細かく消えたシワやムラを馴染ませるのに少し時間はかかりますが、慣れてくると数分あればできる作業です。

メガネが簡単に消せるようになれば、レタッチャーとして鼻が高くなりますね(*´◒`*)笑

2017年8月1日火曜日

photoshop ピースした手を下ろしてみた!

こんにちは!
今回はphotoshopで肌の作り足しをしたいと思います(・ω・o)


顔にかかっている手や腕を下ろす方法です。
ピースしている手を消して肌や髪の毛の作り足しをしていきます。

下手くそながら説明はさせていただきますが、文章だけでは簡単にはできない難しい修正なので徐々にコツを掴んでいきましょう!(*´ω`*)

では、早速やってみます!

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必ず画像をコピーして元の画像を残して修正しましょう。

・向かって右頬の見えている輪郭をなげなわツール(L)で選択し、境界線をぼかして別レイヤーを作成します。




・手で隠れている頬の境界線にコピーしたレイヤーを乗せて、マスクで馴染ませたら統合(ctrl+E)します。


輪郭がわかりづらい場合は、不透明度で少し透明にして乗せるとわかりやすいです。
広範囲に乗せると雰囲気が変わってしまう恐れがあるので、なるべく隠れている部分のみ消すように修正しましょう。



・続いて、向かって左頬を選択して境界線をぼかし別レイヤーにコピーします。
 自由変形(ctrl+T)で右クリック → 水平方向に反転させて右頬にマスクで乗せて統合してください。


輪郭がわかりづらい場合は、不透明度で少し透明にして乗せるとわかりやすいです。
今回は広範囲に鼻を含めた頬全体をコピーしたものを乗せました。

向かって右頬の方が左頬より見え方が異なるのでワープや大きさを変えていきます。
何度も言いますが、マスクで隠れている部分のみ乗せていきましょう!
より自然に修正することができます(*´ω`*)



・先ほどと同じ要領で髪の毛も向かって左をコピーして馴染ませます。




・向かって左の髪の毛の輪郭をコピーして乗せたら、統合します。


髪の毛の質感がなくならないように注意してください。
足りないところは別に髪の毛をコピーして乗せていきましょう!



・続いては、向かって左肩をコピーして水平方向に反転して乗せたら統合します。


肩のバランスが非常に難しいところだと思います。
太すぎず細すぎず女性の肩のラインをイメージしながらマスクを乗せていきましょう。

より自然になるように、両肩の高さを揃えずに修正すると左右反転させたのがわかりにくくなります(*´ω`*)



・最後に、背景に写りこんだ腕を消して馴染ませたら完成です。




ピースした手を下ろすことができました!(*´◒`*)

修正のやり方としては単調な作業です。
→ 選択して別レイヤーにコピー
→ 修正箇所にマスクを用いて馴染ます

基本的にこのやり方だけで修正することができますが、感覚を掴めるのには時間がかかると思います。。苦笑

レタッチを極めたい方は色んな修正をしてどんどんコツを掴んでいきましょう!

2017年7月29日土曜日

photoshop 便利なマスクとブラシのショートカット!

こんにちは!
今回はphotoshop 覚えてたら便利なショートカットを少し紹介します(・ω・o)

作業の効率も良くなるので、是非覚えてください!

■ショートカット

●レイヤーパネルの【レイヤーサムネール】と【レイヤーマスクサムネール】の切り替え

●ブラシの大きさや硬さの変更

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●レイヤーパネルの【レイヤーサムネール】と【レイヤーマスクサムネール】の切り替え

・【レイヤーマスクサムネール】から【レイヤーサムネール】に移動
 →【ctrl+2(MAC:command+2)】

・【レイヤーサムネール】から【レイヤーマスクサムネール】に移動
 →【ctrl+¥(MAC:command+¥)】



サムネールをクリックするのも、もちろん構いませんがかっこよくショートカットを使ってみましょう。笑
この切り替えはよく使うので覚えてください(*´ω`*)

ショートカットが使いにくい場合は自分でショートカットをカスタマイズすることができます!
自分の効率の良いショートカットを作成しましょう。



●ブラシの大きさや硬さの変更

以前チラッと【ブラシツール】で紹介しましたブラシの大きさと硬さの変更のショートカットです。


・ブラシのサイズを大きくする →【 ] 】
 (※長押しすると段階的に大きくなります。)

・ブラシのサイズを小さくする →【 [ 】
 (※長押しすると段階的に小さくなります。)

・ブラシの硬さを硬くする →【shift + ] 】
 (※長押しすると段階的に硬くなります。)

・ブラシのサイズを柔らかくする →【shift + [ 】
 (※長押しすると段階的に柔らかくなります。)



直感的にサイズや硬さを変更する場合

・ブラシのサイズを大きくする →【Alt+右にドラッグ】
 (MAC:control+option+右にドラッグ)

・ブラシのサイズを小さくする →【Alt+左にドラッグ】
 (MAC:control+option+左にドラッグ)

・ブラシの硬さを硬くする →【Alt+下にドラッグ】
 (MAC:control+option+下にドラッグ)

・ブラシの硬さを柔らかくする →【Alt+上にドラッグ】
 (MAC:control+option+上にドラッグ)


この方法だと直径、硬さ、不透明度が一目瞭然なので使いやすいですね!(CS6以降)


慣れてくると数値を見なくても感覚で何となくわかってくるので、自分の作業効率が良くなるショートカットを積極的に使いましょう!(*´◒`*)


2017年7月27日木曜日

photoshop メガネの反射を抑える!

こんにちは!
今回はphotoshopでメガネの反射を抑えてみます!

メガネをかけている人はよくあることだと思いますが、写真を撮るときにメガネに反射した光が写り込むことがありますよね?


このような反射をphotoshopで消すことができちゃいます!(*´ω`*)


■そもそも反射は抑えられないの?

完璧に抑えることは恐らくできません。
よくある反射がしにくいメガネだと【マルチコート】のレンズです。
コーティングしたマルチコートのレンズは光の透過が良くなるので反射率が低くなり、多少反射を抑えることができます。


では、早速消してみましょう!

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使う画像はこちら。
目の上にある緑色の反射を抑えます。
画像は必ずコピーして複製したものを使用しましょう。


・先ずはブラシツール(ショートカット:B)で肌色をスポイトツール(Alt)で抽出。
 オプションバーの描画モードを【カラー】にして、反射している部分を塗ります。


右の画像が緑に反射した色をカラーで塗ったものです。
ブラシツール:不透明度20%


なげなわツール(ショートカット:L)で反射部分を囲み、境界線をぼかします。
 レベル補正(Ctrl+L)で中間調のスライダーを右に動かし明るさを暗くします。


周りの肌の明るさに合わせて反射している部分を暗くしました。


・後はスタンプツール(ショートカット:S)を使い、反射した部分を肌色に馴染ませます。


スタンプツール:不透明度40%
簡単に馴染ませますと言いましたが、このスタンプツールで馴染ますのがまぁ非常に難しい作業だと思います・・苦笑

コツとしては、同じところからコピーをしてスタンプせずに、スタンプしたい箇所の左右を交互に色をコピーしてスタンプすると自然に馴染ませることができます。
眼球にも反射がかかることがありますが、その人の目の形をきちんとイメージしながらスタンプをしないと違和感が残ってしまいますので注意しましょう。

必ず、元の画像と比較して見比べて違和感がなければ成功です!


コツが掴めればどうってことなく簡単に抑えられます。
是非試してみてください(*´◒`*)

2017年7月24日月曜日

photoshop パペットワープで腕を動かしてみた!

こんにちは!
今回はphotoshop パペットワープについてです(・ω・o)

●パペットワープ
ワープと同様に画像を変型させる機能。画質をなるべく損なわずに人物や動物の四肢を動かすことに向いている。


前回紹介しました、【ワープ】についての詳細はこちらから見れます!
→ photoshop 顔と体の向き合わせはワープがおすすめ!


では実際にやってみます!(*´ω`*)

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・先に切り抜いた画像を用意します。


背景を先に切り抜いた方が、後々に背景を合成する時にキレイに馴染ませることができます。


【編集】→【パペットワープ】を選択して起動するとメッシュが表示されます。



■オプションバーの見方


・モード・・・メッシュの伸縮度合。ゆがみ補正には【変形】が最適。

・密度・・・メッシュの細かさを設定。
      【ポイント数を増加】にするとメッシュが細かくなるが処理が重くなる。

・拡張・・・変形する領域を拡張または縮小する。

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・固定したい(動かしたくない)ポイントにピンを打ち込みます。


青く表示しているのが固定させたピンで、左手の指先に赤く表示しているのが動かしたいピンになります。

ピンを削除したい場合は、Altを押すとはさみのアイコンに変わるのでクリックすると削除することができます。(※ピンを右クリックして【ピンを削除】でも削除できます)


・動かしたいピンをドラッグして腕を動かします。変化をつけたらEnter(MAC:Return)で確定しましょう。


腕と指先に変化をつけることができました。
通常のワープだと変化をつけたところは多少ぼやけてしまいますが、パペットワープだとぼやけが軽減されて画質を損なわずに変化をつけることができます!(*´ω`*)


では、次は回転させて腕を下げてみます!


・先ほどと同様に固定したい場所にピンを打ち、Alt(MAC:Option)を押しながら腕を回転させます。


回転させる腕にはピンを打ち込まないように注意してください。
ピンを打ち込むと固定されるので変に腕が曲がってしまいますヾ(:3ノシヾ)ノシ



腕を回転させて簡単に下げることができました!
体の動きに変化をつけたい場合は【パペットワープ】が非常に便利です!!

是非試してみてください(*´◒`*)

2017年7月21日金曜日

photoshop 顔と体の向き合わせはワープがおすすめ!

こんにちは!
今回はphotoshop ワープについてです(・ω・o)


●ワープ・・・画像をバウンディングボックスで変形させる

レタッチの時に体の向きを少し変えるのに便利な機能になります!

ワープの表示は、
【編集】→【変形】→【ワープ】
【自由変形 ctrl+T】→【右クリックでワープ】を選択すると表示することができます。


ワープ選択時にオプションバーの【ワープスタイルポップアップメニュー】が表示されます。
色々なスタイルがありますが、私は自由に変形させたいので基本的にカスタムを選択して使用しています(*´ω`*)



では、実際に体の向きを少し変えてみましょう!(*´◒`*)

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使用するのはこの画像です。
顔の向きは傾いていますが、体が正面に向いています。
この体の向きを少し右に傾かせます!


・なげなわツール(ショートカット:L)で体のレイヤーを別レイヤーに分ける。
(※境界線もぼかした方が馴染みやすいです。)



・ワープを選択して【バウンディングボックス】を表示させます。
 ※【自由変形 ctrl+T】→【右クリックでワープ】


【バウンディングボックス】でハンドルや格子をドラッグしながら向けたい向きにぐねぐねと触ります。
傾けると向かって右腕の見え方が変わるので、左腕より少し絞ってます。

変更が終わったら、Enter(MAC:Return)を押して、変更を確定しましょう。


少し右に体を傾けることができました。
傾けたら首と体の境界線がズレていないかチェックして、馴染ませましょう!




●注意すること
あまり強く変型をさせると変型を使用したレイヤーがやりすぎてぼやけてしまう恐れがあるので、やりすぎには注意してください(*´◒`*)

2017年7月19日水曜日

photoshop 大切な写真の変色を補正しよう!

こんにちは!
今回はphotoshopで写真の変色を補正します(・ω・o)

昔のカラー写真を見ると、“色褪せた写真”“部分的に変色したような写真”がありますよね?
写真は時が経つにつれて主に紫外線の影響によって変色してしまいます。。
大事な写真となると困りますよね?

なので一番良い方法としては、一度スキャンしてデータ化し、補正をしてプリントするとキレイな写真を保存することができます!(*´ω`*)


では、その補正の仕方について説明していきます。
photoshopで補正する時に使用するのは【描画モード:カラー】です!


使用するのはこちらの画像です。
左上が変色して赤味がかってますよね?
これを補正してみましょう!簡単にできますよ(*´ω`*)


ブラシツール(ショートカット:B)を選択し、先ずはAltを押しながら空の色をスポイトで抽出します。


描画モード【カラー】、不透明度【30%】ぐらいの薄めにしてから、変色した空の部分を塗ります。


空の色が補正されました!
続いて、今度は山の色をスポイトで抽出します。





キレイに変色がなくなりました!

ポイントとしては、山の色でも一色で塗らず、周辺の色味を抽出して塗った方がより自然に補正することができます(*´◒`*)

難しい加工もなく簡単に補正ができるので、是非試してみてください!

2017年7月16日日曜日

photoshop 広角補正で背景の湾曲した歪みを補正!

こんにちは!
今回はphotoshop 広角補正についてです(・ω・o)


●広角補正
広角レンズで撮影したレンズ収差によって歪んだ(湾曲した)画像を補正するフィルター
(収差・・・レンズ・反射鏡等で像を作る時、一点から出た光線の束が完全に一点に集まらずに、像がぼやけたり歪んだ状態になる。


意図的に広角レンズを使用することもあるので、あまりにも直線が歪んでいて気になる場合は補正をかけてください(*´ω`*)


では実際にやってみます!

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使用するのはこちら!この湾曲した画像に補正をかけます。


・広角補正を開きます。【フィルター】→【広角補正】
(ショートカット:ctrl+alt+shift+A(MAC:option+command+shift+A))



画像にレンズデータがある場合のみ、自動的に補正(左下のモデル)

・補正・・・補正する種類を選択(魚眼レンズ・遠近法・自動・完全な球面)

・拡大・縮小・・・画像の大きさを設定

・レンズ焦点距離・・・レンズの焦点距離を設定

・切り抜き係数・・・補正をした画像を【拡大・縮小】と合わせた切り抜き方法の設定

・撮影時の設定・・・レンズデータがある場合のみレンズプロファイルの定義の値を使用




・コンストレイントツール・・・ドラッグして直線を引き真っ直ぐにする。

・多角形コンストレイントツール・・・多角形を引いて真っ直ぐにする。

・移動ツール、手のひらツール、ズームツール・・・従来のphotoshopツールと同様な機能。

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・コンストレイントツールを選択して、気になる湾曲した部分をドラッグして線を引き自動的に真っ直ぐになります。


湾曲した線は円形の真ん中の白い点を動かすことによって真っ直ぐになります。
(※水平にしたい場合はshiftを押しながら赤く囲んだ白い点をクリックする。)


・次は縦線を引いて同様に真っ直ぐに調整します。


(※垂直にしたい場合はshiftを押しながら円の左右にある白い点をクリックする。)


・後は画像をトリミングします。


湾曲した画像が補正されました!

広角補正は全体的に歪みを補正するというより、部分的に歪みを真っ直ぐにするフィルターとして使用していただければと思います(*´◒`*)

2017年7月14日金曜日

photoshop 選択とマスクを使って細かい毛先を再現!

こんにちは!
今回はphotoshop 選択とマスクについてです(・ω・o)

photoshop CC 2015.5から追加されました【選択とマスク】です!
(ショートカット:ctrl+alt+R(MAC:command+option +R))

これが何かを簡単に言いますと・・

被写体の切り抜きが難しい細かい箇所が一瞬で切り抜けます!!!!

な、なんて画期的な機能なんだ~~~~!ヾ(:3ノシヾ)ノシ

あんだけ頑張って細かいところの再現も時間かけて切り抜いてたのにこれだけでいいの?!というぐらい簡単になりました(*´ω`*)

では、実際にやってみましょう!

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今回はこの画像を使用します!
犬の毛先を切り抜くのは非常に大変ですよね・・。
再現しようにも今までのphotoshopでは切り抜くのに時間がかかりました。

色々なやり方があるので、やりやすい方法で切り抜いてください(*´ω`*)
私はペンツールで先にある程度切り抜いてから【選択とマスク】を使用します。


・ペンツール(ショートカット:P)で犬の周りをマスクで切り抜きます。


※切り抜かなくてもそのまま【選択とマスク】を使用しても問題ありません。


・【選択とマスク】(【選択範囲】→【選択とマスク】)を開きます。
(ショートカット:ctrl+alt+R(MAC:command+option +R))


①表示モード・・・マスクの表示方法(Fで切り替え可能)

②エッジの検出・・・切り抜きたい被写体の境界線の調整

 スマート半径・・・チェックを入れると境界領域を可変幅に設定

③グローバル調整・・・境界領域のアウトラインを【滑らかに】したり、ピクセル間の【ぼかし】、境界線の【コントラスト】、背景を削除する【エッジをシフト】などでマスクに反映

④出力設定・・・ワークスペースの出力先を設定

 出力先:【レイヤーマスク】に設定

 設定を保存・・・チェックを入れておくと次も同じ状態から調整することが可能



・クイック選択ツール・・・クリックかドラッグで自動的に境界線を作成

・境界線調整ブラシツール・・・正確な境界線を作成(こちらを選択)

・ブラシツール・・・境界線調整ブラシツールで作成した後に細かく微調整

・なげなわツール・・・境界線をフリーハンドで作成

・手のひらツール・・・画像を移動

・ズームツール・・・画像を拡大

(※従来のphotoshopツールと同様な機能)


・背景の白い部分をドラッグして選択していきます。



毛先もうまく切り抜くことができました!
背景を置いて境界線を馴染ませます。


細かい毛先もキレイに再現されてますね!!

ただし、画像の被写体と背景の境界線がぼやけていると使いにくいのでそれだけ注意してください(*´◒`*)