2017年5月31日水曜日

photoshop 指先ツールで毛先を作ろう!

こんにちは!
今回はphotoshop 指先ツール<応用編>になります(・ω・o)

前回は基本的な指先ツールについて書かせていただきました!
→ photoshop 指先ツールで画像を滲ます!<基本編>

次は応用編になります(*´ω`*)
被写体の毛先の表現には色々やり方はありますが、指先ツールを使うと非常に便利です!
よく私は使うので、指先ツールは欠かせません・・!

たまにTVの番組で切り抜いた人物の画像を見てみるとパスが硬いのに違和感を感じてしまい私はいつも気になってしまいます。。
職業病でしょうか・・苦笑

では、早速やってみましょう!

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元画像

・先ずパスで鳥と枝をマスクで切り抜きます。
後でいくらでもぼかせるので境界線のぼかしを硬めにしときましょう!


・このままだと切り抜いた感が出るので、鳥だけ“なげなわツール”で囲んでから、マスクを選択した状態で境界線をぼかします!
【選択範囲 → 選択範囲の変更 → 境界線をぼかす】


指先ツール(ショートカット:R)を選択して右クリックでポップアップメニューを開き毛先の作りやすいブラシを選択します。
今回は【はね(14pixel)】で毛先を作ります。
マスクを選択した状態でドラッグしながらジグザグにドラッグして毛先感を作っていきます。
【モード:通常 強さ:70% 全レイヤーを対象:なし フィンガーペイント:なし】


※わかりやすく背景を黒にしました


マスクをAlt押しながらクリックするとシルエットを確認することができます。
またレイヤーを選択すると元に戻ります。
なるべく毛先は均等にならないようジグザグする時に変化をつけると自然になります!


・後は境界線をスタンプツールで馴染ませて背景を入れます。


どうでしょうか?毛先感を出すととても自然になりませんか?
比較したのも並べてみて見ます。


比較するとだいぶ違いますよね笑
毛先を作らないと貼り付けたような印象になりますので気をつけましょう!

最初は難しいと思いますが、慣れてコツを掴むまでやってみましょう(*´◒`*)

2017年5月29日月曜日

photoshop 指先ツールで画像を滲ます!<基本編>

こんにちは!
今回はphotoshop 指先ツールについてです(・ω・o)


●指先ツール(ショートカット:R)※shift+Rで切り替わります。
ドラッグすると指先で画像が滲んだようになるツール。


■オプションバーの見方


・モード・・・描画モードを選択する。特に触らなければ【通常】にする。

・強さ・・・数値が大きくなるほど指先ツールの効果が強くなる。

・全レイヤーを対象・・・表示している全てのレイヤーに指先ツールが適用される。

・フィンガーペイント・・・チェックを入れると描画色で指定した色で画像をこすったような効果になる。
(Altを押しながらドラッグするとフィンガーペイントのチェックを入れなくても描画色の指定した色から使用できる。)


・フィンガーペイントチェックなし → 開始点の画像の色からこすれて滲んだような効果になる。

・フィンガーペイントチェックあり → 開始点を描画色の指定した色からこすれて滲んだような効果になる。

フィンガーペイントは特に必要ないならチェックは外しておきましょう!

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元画像

では、強さを変えて効果の強さを比較してみます!


20%、40%、60%でドラッグしたところの滲み具合が変わっていきます。
%が強くなるほど滲み方が強くなっているのがわかりますでしょうか?

右クリックでポップアップメニューで直径や硬さの調整ができるので是非試してみてください(*´ω`*)

レタッチで使う時には、服の折り返し部分の作り足しや、マスクで切り抜いた髪の毛の毛先の再現のために指先ツールを使用したりします!

また、そのやり方は応用編でじっくり説明させていただきたいと思います!(*´◒`*)

2017年5月25日木曜日

photoshop シャープツールで目覚まし時計をクリアにする!

こんにちは!
今回はphotoshop シャープツールについてです(・ω・o)


●シャープツール(ショートカット:R)※shift+Rで切り替わります。
ぼやけた画像にピンポイントでシャープの効果をかけます。

前に紹介させていただきました“アンシャープマスク”“スマートシャープ”は全体にシャープをかけるフィルターになりますが、今回はピンポイントにシャープをかけるツールになります!
フィルターでのシャープのかけ方については下記から参考にしてください(*´ω`*)

・アンシャープマスク
→ photoshop アンシャープマスクで木々を鮮明にする!

・スマートシャープ
→ photoshop スマートシャープでより繊細に調整!


■オプションバーの見方


・モード・・・描画モードを選択して、色々な効果を適用させる。特に必要ないなら“通常”にする。

・強さ・・・シャープをかける強さ。数値が小さくなるほどシャープの効果が弱い。半分の50%から効果をかけて調整する。

・全レイヤーを対象・・・チェックを入れると選択されているレイヤー以外の全てのレイヤーにもぼかしが適用され、チェックを外すと選択されているレイヤーのみ適用される。全てのレイヤーに効果をかけないならチェックは外しておく

・ディテールを保護・・・シャープの効果をかけた時のノイズを軽減する。チェックを入れておく。

・右端のアイコン・・・筆圧の調整。マウス使用なら必要ありません。


では、実際にやってみましょう!(*´ω`*)

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この時計の境界線や数字をシャープにしてはっきりさせてみます!


・シャープツール(ショートカット:R)を選択して、時計をドラッグしながらなぞっていきます。
(モード:通常 強さ:50% 全レイヤーを対象:チェック外す ディテールを保護:チェック入れる)


どうでしょうか?だいぶモヤッとした印象が無くなりましたよね?
シャープツールはシャープをかけたい部分のみかけれるので非常に便利です!
ですが、かけすぎるとカラフルなノイズが出てくるので注意してくださいね!


比較するとこんな感じになりましたー(*´ω`*)
因みにディテールを保護するとしないとでも比較してみました。

5往復ドラッグしてディテールを保護にチェックとチェックなしのシャープをかけた時の比較です。


こんなにも違いが出るとは。。
ディテールを保護は必ずチェックしましょう!
あえてチェックなしにしたデザインもそれはそれで面白そうですけどね(*´◒`*)

2017年5月24日水曜日

photoshop ブラシツールの塗り方について<基本編>

こんにちは!
今回はphotoshop ブラシツール<基本編>についてです(・ω・o)


当たり前に使用していたので紹介していなかったことに今気づきました。。汗
申し訳ございません!!ヾ(:3ノシヾ)ノシ
早速紹介させていただきます!笑


●ブラシツール(ショートカット:B)
レイヤー上をドラッグして自由に描画することができるツール。
ブラシの大きさ、不透明度、硬さなどの変更ができます。


■オプションバーの見方


私がよく使うオプションバーは【モード】【不透明度】ぐらいです。

・モード・・・描画モードを選択して、色々な効果を適用させる。
・不透明度・・・ブラシで描いた時の不透明度を調整する。(低い値になるほど透ける)
・流量・・・ブラシの質感が変化する。(低い値ほど手書きで描いたような質感になる)

ペンと円形が描かれているアイコンはペンタブを使われている方には便利な筆圧を変えれる機能になります。
私はマウス派なので、使うことは残念ながらありません。


■ブラシプリセットピッカーの見方


右クリックするとブラシプリセットピッカーが表示されます。
(※オプションバーの“クリックでブラシプリセットピッカーを開く”をクリックして表示することもできます。)

私がよく使用するのは【直径】【硬さ】ぐらいです。

・直径・・・ブラシの大きさ
・硬さ・・・ブラシの硬さ(値が低いほど柔らかくぼかした様なブラシになる)


では、ブラシの基本的な使い方について説明させていただきます!(*´ω`*)

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●ブラシの大きさ
直径のpx数が小さいとブラシの大きさは小さくなり、px数が大きいほどブラシの大きさは大きくなる。


■大きさを変更するショートカット

・キーボードの【 ] 】で段階的に大きく、【 [ 】で段階的に小さくなります。

Alt(MAC:ctrl+option)を押しながら画像内を右クリックして左右にドラッグし、大きさを変更する。
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●ブラシの硬さ
硬さの数値が低いほどブラシの境界線がぼやけて、大きいほどくっきりとします。


■硬さを変更するショートカット

・キーボードの【shift+ ] 】で段階的に硬く、【shift+ [ 】で段階的に柔らかくなります。

Alt(MAC:ctrl+option)を押しながら画像内を右クリックして上下にドラッグし、硬さを変更する。
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●ブラシの不透明度


不透明度の値が小さいほど背景が透けて見える。
不透明度の変更はクリックしなくても数字を打つだけで変更することができます。

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●ブラシの流量
流量の値が低いほどブラシの塗る量が変化する。
私はレタッチ時に流量の値を変更することはないので常に100%にしています。


ブラシツールはレタッチの時にでも非常によく使い万能です。
とっても使い勝手が良いので先ずは基本的なことを覚えておいてください!(*´◒`*)

2017年5月22日月曜日

photoshop ぼかしツールで画像の文字だけをぼかす!

こんにちは!
今回はphotoshop ぼかしツールについてです(・ω・o)


●ぼかしツール
ブラシの大きさや硬さを調節して、ぼかしたい箇所をなぞってぼかします。

ぼかしツールのショートカットは今までは(R)でしたが、photoshop CC 2017では“回転ビューツール”に設定されていて、ぼかしツールのショートカットは初期設定されていませんでした∑(´□`;)
私は“回転ビューツール”は特に使わなさそうだったので以前のぼかしツールのショートカット:Rに設定し直します。笑


■ショートカットの変更の仕方
編集 → キーボードショートカットとメニュー


・エリア:ツール
・ぼかしツール、シャープツール、指先ツール:Rに設定
・回転ビューツール:Rを削除

これで従来のショートカットに設定されました!(*´ω`*)

では、ぼかしツールを使って実際に画像をぼかしてみましょう!

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コーヒーカップに描かれている文字などをぼかしてみます。


・右クリックでポップアップメニューが表示されるので硬さの数値を70%~に設定。
※念のためにレイヤーを複製して元画像は置いておきましょう。

ぼかし:通常  強さ:100%  全レイヤーを対象:チェック外す


後はなぞってぼかすだけです!
硬さの数値が低いとぼかす範囲が広がりすぎて違うところにもぼやけてしまうので、なるべく硬めに設定します。


■【全レイヤーを対象】のチェックを入れると?
選択されているレイヤー以外の全てのレイヤーにもぼかしが適用されます。
逆にチェックを外すと選択されているレイヤーのみ適用されます。


■マスクした画像の境界線を一部ぼかすこともできます!


マスクを選択した状態でぼかしツールでマスクの境界線をなぞります。



左半分だけマスクをわかりやすくぼかしてみました!
マスクをぼかしているだけなので、元の画像自体ぼやけていることはありません。
ですが、ぼかしすぎるとモヤッとした印象になるので注意してくださいね。

レタッチでもぼかしツールはよく使うので基本的なことは理解しておきましょう(*´◒`*)

2017年5月21日日曜日

photoshop なげなわと多角形選択ツール<基本編>

こんばんは!
今回はphotoshop なげなわツール 多角形選択ツール についてです(・ω・o)



前回の長方形ツールや楕円形ツールでのオプションバーの選択やアンチエイリアスの使い方は一緒です!
使い方は下記のリンクの記事から参考にしてください!

→ photoshop 長方形選択ツールのオプションを使いこなす!

→ photoshop 楕円形選択ツールとアンチエイリアスとスタイルについて


●なげなわツール(ショートカット:L)
フリーハンドでドラッグしながら選択することができるツール。

多角形選択ツール(ショートカット:shift+Lで切り替え(MAC:command+L))
点を打ちながら直線の線を描いて選択することができるツール。


簡単にやってみましょう!(*´ω`*)

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・なげなわツール


フリーハンドでドラッグしながら人物の周りを囲んでみました!
始点から離れた位置でドラッグを離すと始点から終点まで直線で描かれます。



切り抜くとこんな感じです。
なげなわツールはレタッチ時にもよく使われるツールになります!


・多角形選択ツール


点を打ちながら選択しました。
ガタガタな線にはなりますが、細かく選択すれば滑らかな選択範囲が作成できます。
ですが、わざわざ多角形選択ツールですることではないのでやりやすいツールを自分なりに使い分けましょう!



切り抜くと、コラージュみたいな画像になりましたね(*´ω`*)
あえて、わざとこういった画像にするのもありかと思います!

多角形選択ツールも私はレタッチ時にたまに使用します。
顔と体のレイヤーを分ける時には多角形選択ツールを使いますが、別になげなわツールでもなんら問題はありません。
私が単に多角形選択ツールの方がやりやすいだけなので、自分なりの使いやすいツール分けをしましょう!

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以前にも別の紹介の時になげなわツールを使いましたが、ただ切り抜くだけでなく色味や明度の調整時とかにもなげなわツールは非常に便利です!


下記のリンクからなげなわツールも使用しているので是非参考にしてください!(*´◒`*)

→ photoshop 特定色域の選択で肌の色味を統一する!<応用編>

2017年5月20日土曜日

photoshop 楕円形選択ツールとアンチエイリアスとスタイルについて

こんにちは!
今回はphotoshop 楕円形選択ツールについてです(・ω・o) 


前回の長方形選択ツールと似たような機能になります!
オプションバーの左側にある4つの選択の使い方は下記のリンクから参考にしてください(*´ω`*)


●楕円形選択ツール
楕円形の図形を画像内に簡単に選択することができるツール。

ほぼ使い方としては長方形選択ツールと似ていますが、楕円形選択ツールにはオプションバーに新たに【アンチエイリアス】のチェックが表示されます!


■アンチエイリアスとは?
選択したエッジのガタガタ感を滑らかにして目立たなくする。

ではどこまで違うか実際にやってみます!(*´ω`*)

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楕円形選択ツールを選択し、ドラッグしながら斜めに引くと選択範囲が表示されます。

・アンチエイリアス チェック無し

エッジがガタガタしていて少し汚いです。
そりゃカモメもこのように憤りを感じてます。笑


・アンチエイリアス チェック有り


どうでしょうか?だいぶエッジが滑らかになりキレイな曲線で切り抜いてます。
カモメの顔は一旦置いておきましょうか。笑


・チェックなしとありを比較


基本的にアンチエイリアスにはチェックを付けておきましょう!

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その他にもオプションバーには【スタイル】というものがあります。
こちらは、長方形選択ツールにも表示されています!

・標準・・・楕円の形を自由に変えて選択できる。



・縦横比を固定・・・幅と高さの数値を入れて比率を設定する。


幅の数値を大きくしたので横長の楕円に比率が固定されて選択されます。
大きさは変更できます。


・固定・・・幅と高さの数値を入れて大きさを固定し設定する。(px以外にもinやcmの単位を使用できる。)


高さより幅のpx数を増やしたのでこちらも横長になり、大きさも固定されるので入力した数値の大きさでしか楕円形を作ることができません。
同じ大きさをいくつも切り抜きたい時には非常に便利です!


こういった機能があることを是非覚えておいてください(*´◒`*)

2017年5月19日金曜日

photoshop 長方形選択ツールのオプションを使いこなす!

こんばんは!
今回はphotoshop 長方形選択ツールについてです(・ω・o)



●長方形選択ツール(ショートカット:M)
長方形の図形を画像内に簡単に選択することができるツール。


左上のオプションバーに4つの選択範囲があります。


(左から順に。。)
・新規選択・・・新規に長方形を選択します。
・選択範囲に追加・・・複数の長方形同士が交わったところが繋がって選択される。
・現在の選択範囲から一部削除・・・長方形を選択してから、その選択範囲に交わった長方形は削除される。
・現在の選択範囲との共通範囲・・・複数の長方形同士が交わったところのみ選択される。

実際に画像を用いて説明します(*´ω`*)

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長方形選択ツール(ショートカット:M)を選択した状態にします。

■新規選択

ドラッグしながら斜めに引くと点線の長方形が表示されます。
これをマスクで切り抜くと右のように選択された画像が切り抜かれました!


■選択範囲に追加

複数の重なった長方形の部分が繋がり選択されます。
マスクで切り抜くと右側の画像のようにくっついた状態で切り抜かれます。



■現在の選択範囲から一部削除

複数の重なった長方形の部分が削除されます。
マスクで切り抜くと右側のように選択された左上部分が削除されて切り抜かれました!


■現在の選択範囲との共通範囲

複数の重なった長方形の部分だけが選択されます。
マスクで切り抜くと右側のように交わった部分のみ切り抜かれました!


<ポイント>
・【新規作成】のオプションを選択した状態で複数の長方形を選択したい場合、“shift を押すと【選択範囲に追加】と同じ機能になる。

・【新規作成】のオプションを選択した状態で複数の長方形を選択したい場合、Alt を押すと【現在の選択範囲から一部削除】と同じ機能になる。

・選択を解除したい場合は “ctrl+D”(MAC:command+D)で解除する。


オプションバーはやってみるとすぐにどういった状態になるかがわかると思うので、一度試してみてコツを掴んでください!(*´◒`*)