2017年7月14日金曜日

photoshop 選択とマスクを使って細かい毛先を再現!

こんにちは!
今回はphotoshop 選択とマスクについてです(・ω・o)

photoshop CC 2015.5から追加されました【選択とマスク】です!
(ショートカット:ctrl+alt+R(MAC:command+option +R))

これが何かを簡単に言いますと・・

被写体の切り抜きが難しい細かい箇所が一瞬で切り抜けます!!!!

な、なんて画期的な機能なんだ~~~~!ヾ(:3ノシヾ)ノシ

あんだけ頑張って細かいところの再現も時間かけて切り抜いてたのにこれだけでいいの?!というぐらい簡単になりました(*´ω`*)

では、実際にやってみましょう!

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今回はこの画像を使用します!
犬の毛先を切り抜くのは非常に大変ですよね・・。
再現しようにも今までのphotoshopでは切り抜くのに時間がかかりました。

色々なやり方があるので、やりやすい方法で切り抜いてください(*´ω`*)
私はペンツールで先にある程度切り抜いてから【選択とマスク】を使用します。


・ペンツール(ショートカット:P)で犬の周りをマスクで切り抜きます。


※切り抜かなくてもそのまま【選択とマスク】を使用しても問題ありません。


・【選択とマスク】(【選択範囲】→【選択とマスク】)を開きます。
(ショートカット:ctrl+alt+R(MAC:command+option +R))


①表示モード・・・マスクの表示方法(Fで切り替え可能)

②エッジの検出・・・切り抜きたい被写体の境界線の調整

 スマート半径・・・チェックを入れると境界領域を可変幅に設定

③グローバル調整・・・境界領域のアウトラインを【滑らかに】したり、ピクセル間の【ぼかし】、境界線の【コントラスト】、背景を削除する【エッジをシフト】などでマスクに反映

④出力設定・・・ワークスペースの出力先を設定

 出力先:【レイヤーマスク】に設定

 設定を保存・・・チェックを入れておくと次も同じ状態から調整することが可能



・クイック選択ツール・・・クリックかドラッグで自動的に境界線を作成

・境界線調整ブラシツール・・・正確な境界線を作成(こちらを選択)

・ブラシツール・・・境界線調整ブラシツールで作成した後に細かく微調整

・なげなわツール・・・境界線をフリーハンドで作成

・手のひらツール・・・画像を移動

・ズームツール・・・画像を拡大

(※従来のphotoshopツールと同様な機能)


・背景の白い部分をドラッグして選択していきます。



毛先もうまく切り抜くことができました!
背景を置いて境界線を馴染ませます。


細かい毛先もキレイに再現されてますね!!

ただし、画像の被写体と背景の境界線がぼやけていると使いにくいのでそれだけ注意してください(*´◒`*)