2017年4月30日日曜日

photoshop トーンカーブの基本を抑える!<基本編>

こんばんは!
今回はphotoshopのトーンカーブについて<基本編>です(・ω・o)

レタッチにトーンカーブを使用する時は、被写体の反射・影・くすみの時に主にトーンカーブを使用しています。
なので、トーンカーブもレタッチには欠かせない色調補正の一つです。


●トーンカーブ(ショートカット:ctrl+M(MAC:command+M))
画像全体の明度、色調、コントラストの補正を斜線を使って細かく調整ができます。


トーンカーブの見方は


縦軸(補正後の値)の上に行くほど明るくなり、下に行くほど暗くなります。
横軸(補正前の値)は右に行くほど明るくなり、左に行くほど暗くなります。


今回はチャンネルをRGBにした状態で調整してみます(*´ω`*)

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①画像が明るくなる調整


真ん中のトーンカーブの線をドラッグしながら上に上げると
明るいハイライト部分がより明るく調整されました!

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②全体的に画像が暗くなる調整


今度は、トーンカーブの線をドラッグしながら下げると
暗い部分はより暗く調整されますが、黒がつぶれてみえます。やりすぎ注意です。笑

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③全体的に画像を明るくする調整


全体的に明るくコントラストが低くなりモヤッとした印象になりました。

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④画像を暗くする調整


全体的に暗くコントラストが低くなった印象になりました。

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⑤画像のコントラストを上げる調整


トーンカーブをS字カーブにして調整すると
明暗の差が広がるのでコントラストが上がり画像にメリハリがつきました。

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⑥画像のコントラストを下げる調整


今度はトーンカーブを逆S字カーブにして調整してみると
のっぺりした印象になり花びらが同化してしまいました。

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⑦色調を反転させる調整


トーンカーブを左右反転して調整すると色調が反転になります。

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主に使うのは①、②、⑤ぐらいでしょうか。
トーンカーブが苦手な方は何度も調整してコツを掴みましょう!(*´◒`*)

2017年4月29日土曜日

photoshop 3つの自動補正を比較!

こんばんは!
今回は “自動トーン補正”、“自動コントラスト”、“自動カラー補正”を紹介します(・ω・o)

自動で色調補正してくれる機能になります!

補正が苦手な初心者の方は一度やってみるのもおすすめします。
自動なので思った色味や明るさにはならない時もありますが、バチッ!と決めてくれる時もあるので、私はレタッチする時は試しに自動でやってみます(*´ω`*)

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自動トーン補正(ショートカット:ctrl+shift+L(MAC:command+shift+L))・・・色味や明るさを自動調整

自動コントラスト(ショートカット:ctrl+Alt+shift+L(MAC:command+option+shift+L))・・・コントラストを自動調整

自動カラー補正(ショートカット:ctrl+shift+B(MAC:command+shift+B))・・・コントラストとカラーを自動調整

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それぞれやってみましょう!(左:元画像 右:補正画像)

●自動トーン補正


だいぶくすみは取れて色味も調整されたけど、ちょっと調整しすぎて青味がかったかな。

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●自動コントラスト


くすみが取れて引き締まりました。でも色味は調整していないので赤いです。

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●自動カラー補正


くすみと色味が調整されました。ちょっと暗めですが一番適正だと思います。


簡単に補正してくれますが、写真によっては使えないのでその時は自分で頑張って補正しましょう!(*´◒`*)笑

2017年4月28日金曜日

photoshop レベル補正のスポイトで色味調整ができる!<応用編>

こんばんは!
続きましてphotoshop レベル補正の“スポイト”についてです(・ω・o)

前回はphotoshop レベル補正でくっきり締める!<基本編>を紹介させていただきました!

今回はスポイトを使用して、ホワイトバランスのように色味を簡単に調整してくれる機能を紹介したいと思います!(*´ω`*)


レベル補正(ctrl+L(MAC:command+L))を開くと右側にスポイトのアイコンが3つあります。

このスポイトは黒、グレー、白を画像からクリックして設定することによって自動的に補正してくれます。

左から順に、、
・・・画像内でサンプルして黒点を設定


・・・画像内でサンプルしてグレー点を設定

・・・画像内でサンプルして白点を設定

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では、この画像を使用してスポイトで補正してみます!


全体的に黄色っぽく少しくすんだように見えます。


①レベル補正のスポイトで白を選択します。


右端のスポイトを選択して、画像の白い部分だと思うところ(PC画面)をクリックします。
すると青白っぽい色になりました。


②レベル補正のスポイトで今度は黒を選択します。


左端のスポイトを選択して、画像の黒い部分だと思うところ(キーボード)をクリックします。
すると青白さが取れて適正な色味に調整されました(*´ω`*)



比較して見ると、だいぶキレイに補正されました!

ですが、スポイトでの調整は必ず適正な色になるとは限りません。
できない画像もあります。。(´□`;)
自動で補正するので、調整した画像をよく見ると黒が少しつぶれてみえます。

なので、レタッチには少し不向きですが、全て使わず不透明度で元の画像を少し入れて調整してみるのも手だと思います(*´◒`*)

こんなことも出来るってことを覚えていただけたらと思います!

photoshop レベル補正でくっきり締める!<基本編>

こんばんは!
今回は、photoshopのレベル補正についてです!(・ω・o)

レベル補正を使用してコントラストを締めてくっきりさせてみます(*´ω`*)
レタッチには欠かせない色調補正の一つです。

●レベル補正(ショートカット:ctrl+L(MAC:command+L))
ヒストグラム(ピクセルを数値化してグラフにしたもの)のシャドウ、中間調、ハイライトを調整し、コントラストを締めたり色味を調整します。

モヤッとしている画像にはもってこいの色調補正です。
一般的なコントラストの締め方をしてみましょう!


レベル補正(ctrl+L(MAC:command+L))を開きます


調整するのは赤丸のつまみです。
各々触ったらどうなるか調整してみます。

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■ハイライトのつまみを左に動かす


ハイライトのつまみを動かすと白い(明るい)部分が更に明るくなり背景が白く飛んだ状態になりコントラストの調整ができました。

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■中間調のつまみを左右に動かす


中間調のつまみを右に動かすと中間の灰色の部分が暗くなり、左に動かすと逆に白っぽくなり明るさの調整ができます。

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■シャドウのつまみを右に動かす


シャドウのつまみを右に動かすと一番暗いところが更に暗くなり、コントラストが少し締まりました。

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何となく感じがつかめましたか?
この3つのつまみを使って画像を調整します(*´ω`*)

※ですが、無理矢理な補正はかえって画像を劣化させてしまいますのでやりすぎには注意が必要です。


主に調整する範囲はこの赤で囲んだ何もない(調整されていない)部分を詰めるようにシャドウのつまみを持っていくだけでモヤッとした灰色の部分が暗くなり全体的に締まります。
(■シャドウのつまみを右に動かした時の画像が適正となります)
画像によって異なるので必要な時にハイライトの調整もしましょう!

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■色調補正なら“明るさ・コントラスト”もあるけど・・?

コントラストを締めるなら“明るさ・コントラスト”を使わないの、、?と思う方もいるでしょうが、私は“明るさ・コントラスト”はレタッチする時には一切使いません。苦笑
使っている方はごめんなさい。。。><

初心者向けには“明るさ・コントラスト”はすごく便利だと思います。
つまみを動かすだけで明るさ・コントラストの調整ができるのでまだ苦手な方はこちらの色調補正でやってみるのもありだと思います!

ですが、“レベル補正”の方が細かく設定ができる&色味の調整も可能です!
なので、レタッチしている人は“レベル補正”を使って補正する人がほとんどだと思います(*´ω`*)

2017年4月26日水曜日

photoshop スポイトツールで朝顔の色を変えてみよう!

こんばんは!
今回はphotoshopのスポイトツールについてです。


●スポイトツール(ショートカット:I)
画像から色を取得してくれるツールで描画色に反映されます。


■描画色と背景色について
描画色とはツールパネルの下側にある四角が重なっているところで、前面にある■が描画色、背面にある□が背景色になります。


・描画色・・・スポイトツールを選択した状態で色を取得すると描画色に設定される
・背景色・・・Alt(MAC:option)を押しながら色を取得すると背景色に設定される

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では実際にスポイトツールを使用して、朝顔の花の色を同じ色に統一してみます!

①自動選択で朝顔の花を選択し、境界線をぼかして別レイヤーにコピーします。



②別レイヤーにコピーしたらレイヤーのロックをかけます。



③同じ色にしたい朝顔をスポイトツール(ショートカット:I)を使って色を取得します。



④描画モードを“カラーにして”ブラシツール(ショートカット:B)で別レイヤーの朝顔を塗り、スタンプツールで境界を馴染ませます。


※レイヤーをロックしているのではみ出ません。

レイヤーをロックしなくても選択範囲されている状態で塗ることも可能ですが、選択範囲のあの点線が気になるのであればロックをかけることをおすすめします(*´ω`*)


【便利なショートカット】
・描画色と背景色の入れ替え・・・ショートカット:

・描画色と背景色を初期設定に戻す・・・ショートカット:

2017年4月25日火曜日

photoshop スポイトツールで取得した色が逆になる!

こんばんは!

今回はスポイトツールあるあるです(・ω・o) 



いつもはスポイトツールで色を取得するとツールパネルの前面(描画色)に色が設定されるのに、いつの間にか逆になっていて、いちいち変えるのがめんどくさい!!\(^o^)/

ってこと、、ありませんか?笑

私も前にそのような問題が起きまして、最初は原因もわからず毎回色を入れ替えて作業していましたが、流石にめんどくさいです。笑
原因を調べてみたら簡単に解決できました!

その原因は・・
カラーパレットの前面(描画色)を選択していたアイコンが背面(背景色)に選択されているからです、、!

逆に設定した覚えがないんだけどいつの間にか選択しちゃったのかな~・・(´□`;)
ということで、設定を変えてみましょう!
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①ウィンドウ → カラーで“カラーパレット”を表示させましょう。

②左側にある2つ四角が重なったアイコンがあるので、白枠で選択されている状態が背景色になっているので描画色にクリックして設定を変えます。


すると、簡単に元に戻ります(*´ω`*)

これで、ちょっとしたイライラも解決できます(*´◒`*)

photoshop 画面がスイーッと滑るのを止めたい!

こんばんは!
今回はphotoshopあるあるの困る動作についてです(・ω・o)

画像を拡大して手のひらツール(ショートカット:Space)でドラッグしながら移動させるとスイーッと滑るように画像が移動して動いて困る!ってことはありませんか?



この動き方・・見てる分には楽しいです。
ですが、正直いらない。笑
あああ・・ちょっと!・・止まってえええええ!!!!∑(´□`;)
止まってほしいのに滑る滑る・・これは困ります。

この動き方は“フリックパン”といってphotoshop CS4から機能が付きました。

これは環境設定から変更することが可能です!

環境設定(Ctrl+K)→ 一般 →“フリックパンを有効にする”のチェックを外す。


アニメーションズームも使っていなければチェックを外しましょう!


■そもそも“フリックパン”って何に使えるの?
・広い範囲を大きく動かす時に使う(そういう時あるかな?笑)
・動作がアニメーションになるので軽くなる(らしい。。)

メリットだとこれぐらいですかね・・・
正直どのサイトを拝見しても残念なことにチェックを外す記事が多かったです笑

だって使いにくいんですもの。。
それほど使えないものなら、無くしてしまった方がいいのではないかと思いますけどね・・。

細かい作業をする人には初めに環境設定からチェックを外しましょう!
これで従来の動き方になると思います(*´◒`*)

2017年4月24日月曜日

photoshop 被写体の色ズレを修正しよう!

こんばんは!
今回はphotoshopで被写体の色ズレを修正する方法です!(・ω・o)

●色ズレとは?
被写体の輪郭線に紫や黄色の偽色が出るフリンジのことで、この色ズレのことを“色収差”と言います。



あえてわざと色ズレにして印象的な写真にすることもできます。
※実はこの元の画像は色ズレしていない画像で私があえて加工しました。
これはこれで面白い。。(*´ω`*)

色々なやり方がありますが、チャンネルパネルを使って色ズレを直すやり方を説明させていただこうと思います!

①レイヤーを選択します(ctrl+レイヤーをクリック)


②移動ツールを選択し、チャンネルパネルを開きます。
チャンネルのレッド、グリーン、ブルーをクリックしてみると位置がみなズレていますよね?
(↓レッド、グリーン、ブルーを重ねて置くとこのようにズレています。)
このズレを調整します。

③グリーンを中心にレッドとブルーを十字キーで移動させてグリーンの位置にレッドとブルーを合わせます。


④カチカチして見て同じ位置に調整できたらRGBをクリックする。



キレイに色ズレを修正することができました!

簡単に直せるので是非使ってみてください(*´◒`*)

2017年4月22日土曜日

photoshop 自動選択ツールで肌の調整をしてみよう!<応用編>

こんばんは!
今回はphotoshop 自動選択ツール<応用編>です(・ω・o)

前々回に自動選択ツールの基本編を紹介しました。
photoshop 自動選択ツールで簡単素早く切り抜こう!<基本編>


●自動選択ツール(ショートカット:w)
選択した色と同じ似たような色を自動で選択してくれるツールです。

画像を切り抜く以外にもレタッチでは欠かせないツールとなります。

主にレタッチで何が必要かというと、、
“明度の調整時”に必ず必要になります!!

・人物の顔や服の白とび、影の調整
・黒と白の数値を調整(調整しないと紙媒体にうまく印刷ができない)

主にこの2つが考えられます(*´ω`*)

では、実際に白とびした被写体に自動選択ツールを用いて色を入れてみましょう!

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①オプションパネルは(許容値:20 アンチエイリアス、隣接にチェック)しておきます。
※許容値は被写体によって変えてください。


②必ずレイヤーはコピーして元データを置いておきましょう!
自動選択ツール(ショートカット:w)で白とびしたところをshiftを押しながら選択します!



境界線をぼかし(ぼかしの半径:10~20pixel)て上に別レイヤーを作成(ショートカット:ctrl+j(mac:Command+j))します。



※慣れてくると別レイヤーにコピーしなくても元レイヤーで調整できるようになります(*´ω`*)

トーンカーブ(ショートカット:ctrl+M(mac:Command+M))で肌色を入れます。


※トーンカーブについてはまた詳しく説明させていただきます!

レベル補正(ショートカット:ctrl+L(mac:Command+L))でコントラストを調節しましょう!


※レベル補正についてもまた詳しく説明させていただきます!

⑥乗りすぎたらレイヤーパネルにある不透明度を変えて調節しましょう。


うまく馴染むことができました!


●注意するべきところ・・
白とびしたところに肌色を入れすぎると顔がのっぺりしてしまうので入れすぎには要注意です!
顔には凹凸があるので平面上の写真でも、光にあたる部分は反射して明るくなりますよね?
そこをきちんと抑えておけばどこに肌色を入れて反射を抑えるかがわかると思います(*´◒`*)
入れすぎたら元画像の不透明度を変えて調整するとうまくキレイになりますよ!

是非試してみてください!

photoshop ツールパネルが切り替わるショートカット!

こんばんは!
今回はちょっと便利なツールパネルのショートカットについてです(・ω・o)

ツールパネルは “表示” → “ツール” で画面左に表示することができます。

ツールを使いたい時に非表示になっているツールがありますよね?
ツールの右下に小さい三角形があるのは非表示のツールがあることを意味しています。


まだphotoshopに慣れていない人はその三角形をクリックして違うツールに変えたりすると思いますが、これにももちろんショートカットがあります!

“shiftキー” を押しながらツールのショートカットを押すと順番に切り替わります!


ぼかしツールのショートカットはRです。
Rで “ぼかしツール” を選択した状態で “shift+R” を押すと、、

シャープツール

指先ツール
先頭に戻って・・
ぼかしツール になります(*´ω`*)

何気に覚えとくと非常に使いやすいので是非活用してください!(*´◒`*)


※因みに解除することも可能です。
・編集 → 環境設定 → 一般(MACの場合:Photoshop → 環境設定 → 一般)
・ツールの “ツールの変更にShiftキーを使用” のチェックを外します。