2017年5月9日火曜日

photoshop ぼかし(移動)を使って画像の縦線を消す!

こんばんは!
今回はphotoshop ぼかし(移動)についてです(・ω・o)

●ぼかし(移動)
残像のように画像が角度と距離によって躍動感やスピード感のような効果が出る。

なので他のサイトを拝見してみると、躍動感やスピード感を出すような紹介が多々載せられていますが、今回私が紹介するのはスキャンした画像の縦線をぼかし(移動)を使って消すやり方を説明させていただきます!

仕事上、スキャンした画像をいただいてから加工することが多いので、このスキャン時の縦線はよくある原因の一つです。


■そもそも、スキャンした画像に縦線が入る原因は・・?


↑素材がなかったので、あえて縦線を入れています。

この縦線の原因は、スキャナの読み取りガラスに埃、ゴミ、汚れなどがあるとスキャンした時に光学センサーがゴミなどに反応して縦線が入ってしまいます。
これを取り除くとなると読み取りガラスをキレイに保つことが必要ですが、正直ゴミを完全に防ぐことはなかなか難しいかと思います。

となると!
私たちレタッチャーの見せ所です!!笑
少し手間ですが消してしまえば文句なんて言わせません!!!!笑

ここで、お待たせしました。photoshopの出番です(*´ω`*)


①画像を複製したら フィルター → ぼかし → ぼかし(移動)を開きます。


流したい方向に角度を変えます。
画像には縦線が入っているのでこの縦線をぼかすために角度を0°にする。
距離はぼかす範囲なので画像を見ながら線がぼやけるところまでpixelの数値を調整。
今回は17pixelで調整しました!


②マスク(黒)にして縦線のところをブラシ(ショートカット:b)でなぞり、元画像に馴染ませながら消していきます。


背景とチューリップの境界線は塗ると滲むので細かいところはスタンプなどで修正していきます。

ある程度の縦線は消せますが、ぼかし(移動)でぼかした画像を塗っているので、元画像よりは少しぼやけた印象になります。
なので、ぼかし(移動)のやりすぎには注意してくださいね(*´◒`*)